スクリプト

Cacti では、SNMP だけでなく、スクリプトを利用したデータの取得が可能です。スクリプ
トを利用する場合は、[Data Input Methods]としてスクリプトを登録します。簡単なものだ
と、一つの値が返り値となるスクリプトを作成すれば、[Data Input Methods]として登録可
能です。

データ収集スクリプトの配置

データ収集用のスクリプトcacti/scripts/ 以下に配置します。

スクリプトの仕様
  • 取得するデータが一つの場合

値だけを標準出力に返すスクリプトにしてください。

  • 取得するデータが複数の場合

取得するデータが複数ある場合は、下記のようなフォーマットで出力するスクリプトを作
成します。この項目名をデータインプットメソッドに登録することで、値を識別します。
<項目名1>:<値1> <項目名2>:<値2> <項目名3>:<値3>...

データインプットメソッドにて引数を渡す設定が可能です。
また、引数はグラフ単位で設定することも可能です。

データインプットメソッド作成

データインプットメソッドには、作成したスクリプトと引数、スクリプトと返り値にある項目名などを登録します。

  • Data Input Methods

データインプットメソッドの名前や、スクリプトを登録します。

  • Input Fields

引数がある場合は、引数を変数として登録します。

  • Output Fields

返り値の名前と、説明を登録します。

データテンプレート/グラフテンプレート作成

作成したデータインプットメソッドを基にデータテンプレート、グラフテンプレートを作成します。